経営支援業務を収益化するためには…[第424回]
…税務に付加して2階・3階建て収益を確保する!
(毎週火曜日配信)税理士事務所様の経営を考えるコラム
GPC-Tax本部会長・銀行融資プランナー協会
代表理事 田中英司
税理士さんが経営コンサルタント業務を行う時の要諦について整理しています。
以下、ご参照ください。
■1:経営コンサルとしての視座を変える!
◎目先事ではなく、近未来事への対応こそ高付加価値な経営コンサル業務です。
クライアントの目先の困りごと対応は重要ですが、本来の経営コンサルの業務ではありません。
目先の売上作りではなく、継続的に売上が生まれる仕組み作り、目先の業務改善ではなく、事業開発こそがその業務です。
大半の中小企業が成熟期後期から斜陽期のビジネスモデルで戦っています。これを最新鋭の武器に差し替える事業開発こそが主のテーマです。
△目先事(顕在化)…目先の売上やトラブル対応
例)今の税務業務の中での業務改善
↓
◎近未来事(潜在的)…事業開発や仕組み作り
※潜在的な課題を顕在化させる、暗黙知を形式知化する
例)税務業務の範疇を飛び出す(パラダイムシフト)
■2:課題解決のための仮説を立案する!
◎課題解決に関する汎用性のある仮設を持つ!
近未来事を解決するためには2つのアプローチ有効です。
◆1.経営原則〔SP経営〕との齟齬を是正する
例)値決めの間違えで利益が薄い
顧問料が安すぎる
◆2.ビジネスモデルを最新型に転換する
例)そもそもビジネスモデルに限界
税理士業務はレッドオーシャン
上記2つの仮説を持ってアプローチすれば、近未来事解決の仮説は見つかります。
■3:経営コンサルの収益と役務の関係性!
◎税務に付加して2階・3階建て収益を確保する!
税務顧問業務以外に、財務支援や経営支援の役務を提供することで、2階・3階建て収益を確保することができます。
- 〔ベース〕税務(4万円)⇒税務顧問業務
- 〔2階〕+財務(4万円)⇒財務部長代行業務(≒CFO)
- 〔3階〕+経営コンサル(4万円~30万円) ⇒〇〇〇(≒CSO)
※月額顧問料、金額は任意
財務支援業務は50%、経営支援業務は数十%が対象になると推測できます。
税務顧問業務をベースに据えた税理士事務所が、これらの業務をバランスよく付加することで、新しい税理士さん【新・税理士】としての立ち位置を確保できるはずです。前途洋々です。
ただし、上記を実現するために必要なことがあります。//
それは、経営を学問と捉え、クライアントにアドバイスできるレベルで習得することです。//
具体的には、【経営原則】と【ビジネスモデル(※定義は諸々ですが)】を勉強してください。
そうでなければ、
◆1.経営原則との齟齬を是正する
◆2.ビジネスモデルを最新型に転換する
ための助言を行うことはできません。
※以上は、『(税理士さん向け)SP経営コンサルタントスクール』講義資料の一部から抜粋しました。
https://www.spkeiei.com/consul-school.html
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手続きは簡単です。打ち切りもご自身で簡単にできます。お試しください。
https://www.spkeiei.com/e-learning-credit-013.html
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