資金調達・金融機関対応お悩み解決(その4)[第442回]
お悩み4:二期連続赤字、今期期中の足元の業績は急回復、借り入れできるか?
(毎週火曜日配信)税理士事務所様の経営を考えるコラム
GPC-Tax本部会長・銀行融資プランナー協会
代表理事 田中英司
クライアントから寄せられる資金調達・金融機関対応のご質問に対する回答をご紹介させていただきます。
◆お悩み4:『二期連続赤字ですが、今期期中の足元の業績は急回復しています。返済のみが長期間続いていて、資金繰りが厳しくなってきました。今期決算は相応の黒字を計上できそうですが、決算を待たずにこの段階で新規の借り入れは出来ないでしょうか。金融機関の担当者に相談したら、決算が締まるまで待ってください、と言われました。』(ご相談者様)
◇金融機関の貸出しの判断は、原則論として決算書を基準に行います。期中の試算表で収益の改善を示しても、決算まで待ってください、となるケースは少なくありません。ただ、期中であっても、その業績の改善が顕著で、その改善状況をはっきりと説明できれば、日本政策金融公庫や、信用保証協会の保証付き融資を受けられる可能性があります。
○ご相談者様のケースでは、
- 決算後9カ月が経過しており
- その収益改善の方法が明確であったこと
- その簡易キャッシュフローの額が、総借入額と比して大きかったこと(債務償還年数は約6年)
- 明らかに債務超過でないこと
上記の事実を踏まえて、精度の高い試算表を整備して解説することで、ご相談者様が希望される金額の融資を受けることができました。
◎当事務所にて、決算分析・資金繰り表(実績と見込み)を作成し、某信用金庫と日本政策金融公庫に対して、運転資金の調達に動きました。
金融機関対応は、当事務所が主体的に行っています。
財務目線で信憑性のある試算表作りと、資金繰りの実態と予測をできるだけ正確に提供することが、融資成功のポイントです。
※試算表の精度は総じて低い、金融機関はこのように考えています。作る側も「とりあえず…」と考え、費用や売上の計上漏れを容認しているケースも少なくありません。金融機関に対して、経営の進捗状況を報告する資料であるならば、上記の緩さは看過できません。
当事務所では、試算表を財務目線でより正確に作成し、その分析資料を金融機関目線で作成・解説することで、クライアントの経営品質の高さを金融機関にご理解いただきます。
上記のことが、二期連続赤字企業様が、期中で新規融資を受けられた要因の一つです。
上記実例の詳細は以下の講座からご確認ください。
借換えによる資金繰りの改善支援、リスケジュール相談から、リスケジュールではなく借換え資金調達ノウハウ…
実例、金融機関への返済が厳しくなってきた先からのリスケジュール相談、既存借入の一本化と返済期間の長期借換えにより、リスケジュールを回避した事例。(リスケ相談、直近決算赤字、足元回復、試算表をもとにリスケではなく新規の資金調達を実行)
https://good-tax.jp/web-lecture/no-2/
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ID発行日翌日を起点に14日間、オンラインでどこでも、何度でも受講いただけます。
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さらに、受講期間終了後、財務支援に関する個別Zoomミーティング(60分程度・田中が対応)に対応させていただきます。
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◆〔田中英司〕講師略歴…
https://good-tax.jp/summary/#profile
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