アフターコロナの事務所経営![第393回]

…売上ではなく、利益に主眼を置いた経営を!

(毎週火曜日配信)税理士事務所様の経営を考えるコラム
GPC-Tax本部会長・銀行融資プランナー協会
代表理事 田中英司

クライアントの選別と脱・安売り戦略で、繁盛貧乏から脱却しましょう。
顧問先数が増えた、忙しくなった、職員を増やした…好循環に見えますが、必ずしもそうではありません。
もう一つ必要な条件があります。利益も増えている、という条件です。

また、その利益も、所長自ら、まして職員に対して過度な労働を強いた結果であれば長続きしません。
必ず失速します。
職員の退職が多い事務所には、このあたりに問題がありそうです。

そもそも税理士事務所は相対的にも良い職場です。離職率が高くなるような仕事ではありません。私はそう確信しています。
何かが間違えているのです。原因を探して直しましょう。

◎アフターコロナは、利益に主眼を置いた経営を行ってみませんか。

■ヒントは以下です。

1.事務所経営を単純化しましょう。→『Simple(単純)な経営を』

提供するサービスや業務のオペレーションをできるだけ単純にすること、利益を出すための一つ目の条件です。

税理士事務所の業務は、他業界、メーカー、流通、小売り、飲食、IT、金融…と比べて複雑であるとは思いません。
そのオペレーションは本来単純なはずです。であるにも関わらず、余計な仕事をたくさん作り、業務を難解に複雑にしています。
整理してください。

2.安売りを止めましょう。→『Profitable(高収益)な経営を』

顧問先数が増えた、忙しくなった、職員を増やす…ではなく、顧問先数が増えた、忙しくなった、低採算の顧問先を選定して値上げを依頼する、この選択肢を準備してください。

顧問先数が減れば職員を増やさなくてよい、総じて値上げが通れば、収益を向上させてから職員を増やせます。
低採算の顧問先を選定して値上げを依頼することで、顧問先を選別する、この考え方を導入してください。極めて常識的な考え方です。

◎アフターコロナは、顧問先数ではなく、売上でもなく、利益に主眼を置いた経営を行ってみませんか。

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