М＆Ａの全体像・流れを理解する、75分動画を公開（進呈）します！[第477回]

1. 「企業概要書（IM：インフォメーション・メモランダム）」譲渡企業の詳細な情報を記載した資料を作成する。自社をDDする。
2. 「ノンネームシート」とは、機密保持契約を結び、譲受候補企業に詳細情報の開示をする前段階で、譲渡検討企業の概要を会社名が特定されない程度の匿名された内容でまとめた資料のことをいいます。
3. 「意向表明書(LOI：Letter of Intent)」とは、事業の売却を進める際には、買手企業から売手企業へ「貴社の買収を検討したい」という「企業買収の意思」を表明する書面が提出されます。これが「意向表明書(LOI：Letter of Intent)」です。
4. 「基本合意（書）」とは、売り手、買い手双方の意思決定者の意向が一致すると、M&A対価の概算や対象企業の役員の処遇など基本的な条件のすり合わせが行われます。
   そして、ある程度条件が固まってくると、その時点での（売り手）と（買い手）の合意事項を確認し、いくつかの基本事項について合意するために契約が書面により締結されます。それが基本合意書です。
5. 「買収監査」とは、M&Aに際して買収対象の財務内容等の正確性等を確認するための、買い手候補企業側による調査のことです。
   買い手候補企業から派遣された公認会計士などが財務監査、税務監査を、弁護士が法務監査を、社労士が労務監査を、その他ビジネス自体も監査対象です。
6. 「最終契約」「正式契約」（ディフィニティブ・アグリーメントはDA）は、株式譲渡契約や事業譲渡契約等といった名称で、M&Aの最終段階で締結される契約書のこと。
   DAは案件当事者間における最終的な合意内容を記した契約書となる。ディールの基本的な条件（買収対象範囲、ストラクチャー等）のほか、表明保証、誓約（コベナンツ）、クロージング実行の前提条件、補償等の条項により構成される。
7. 「クロージング」とは最終契約にもとづき経営権を移転する手続きのことです。このクロージングをもってM&Aの手続き自体は完了になり、M&Aの成約となります。
   株式譲渡の場合では、株式の譲渡によって経営権の移転が行われ、譲受企業から対価の支払いなどが行われます

等々…

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