15.〈お金の心配をしない経営〉を行うための5つの行動指針!
平成27年7月
税理士・会計事務所様へのメッセージ
GPC-Tax本部会長・一般社団法人銀行融資プランナー協会
代表理事 田中英司
クライアントに、お金の心配をしない経営を本気で目指してもらう!
◆税理士事務所が税務顧問業務に付加して提供する継続的な二階建てサービスを!
当協会では 『資金繰り円滑化サービス(=財務部長代行業務)』 と呼んでいます。
このサービスは、
- 財務無策の中小零細企業、創業間もない企業の財務部長を代行することです。 (※本来このクラスの企業に財務部長は存在しません。故に、財務無策の状態です。)
- この財務部長の主たる業務は、資金繰りの円滑化(=クライアントに、お金の苦労をできるだけさせないこと)です。
- そのために、近未来の資金繰り表の作成・更新を行い、近未来の資金繰りを安定化(=円滑化)させます。
- クライアントの経営判断が近未来の資金繰りに与える影響を勘案して助言します。
- 近未来の資金繰りを予想しながら、早め早めの金融機関対応を主体的に行います。 (※金融機関対応は、主体的・継続的に行います。金融機関への同行や、助言ではありません。)
このサービスは、中堅企業の財務部長が行う業務です。
このサービスを、税務顧問業務を担う税理士事務所が中小零細・創業間もない企業向けに行うことに意義があります。合理的です。二階建て業務として最適です。
また、この継続的な業務を受注するための導入サービスとして、
『銀行融資プランニングサービス』と『経営改善計画策定及び金融機関対応支援サービス』があります。
これらの3つのサービスを提供するためには、金融機関対応ノウハウとサービスの運用ノウハウが必要です。
そのために『Web金融機関対応力習得研究会』を実施しています。
- クライアント(及び候補)に対しては、
- 『お金の心配をしない経営』を目指すよう啓蒙を続けています。
そのために、以下の提言を続けています。
◆『お金の心配をしない経営』を行うための5つの行動指針!
(以下は、クライアント及びクライアント候補向けです。)
1.事業資金については、適時適量発想を捨ててください。適時適量発想は間違えです。
- 『適時適量』×ではなく、『(資金)在庫過多』○で臨んでください。
- 金融機関が有する傘はすべて『日傘』○です。『雨傘』×は、一本もありません。
- 『資金は、借りられるときに借りられるだけ借りておきましょう。』『借りたいときに必ず借りられる』保障はありません。
2.損益計算書・貸借対照表の前に、近未来の資金繰り表を確認してください。
- 『近未来の資金繰り表』をまず確認してください。
- 損益計算書・貸借対照表は読めなくてもかまいませんが、近未来の資金繰り表は読んでください。 簡単です。
- 最低でも向こう6か月間の資金繰りは常に把握してください。
3.近未来の資金繰り表を金融機関対応に活用してください。
- 『早めに借りる、または、早めに返済を止める。』、心がけてください。
- 金融機関対応のタイミングが総じて遅れがちです。数か月早めに手を打ってください。雲泥の差です。
4.近未来の資金繰り表を経営判断に活用してください。
- 『投資や費用の増加が近未来の資金繰りに与える影響』を資金繰り表で確認してください。
- 『経営判断が資金繰りに与える影響』を、事前に想定してください。予見できます。
- 計画は資金繰りを確認して最終判断してください。判断の礎を資金繰りにおいてください。
5.中小企業も財務機能(金融機関対応機能も含む)を持ってください。
- 創業間もない会社にも、財務の機能は必要です。
- 自前の調達が無理なら、新・税理士である当事務所にご依頼ください。上記の1.~4.に対して、最高のスキルを持って対応します。
『新・税理士宣言』より
●当事務所の『新・税理士』(=税務+財務・金融機関対応機能を有する)が貴社の財務部長を代行して、資金繰り表の番人、金融機関対応時の積極的説明補助機能を勤めます。
税務顧問と併せて行うことで極めてリーズナブルに対応できます。
●銀行融資プランナー協会の正会員である当事務所は、クライアントに『お金の心配をできるだけしない経営を行ってもらう』ための新しい機能を持つことを宣言いたします。我々は、『税理士』ではなく、『新・税理士』です。
ご遠慮なくご相談ください。