【来店率80%の事務所運営】[第13回]
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●税理士事務所は、金融機関対応力・補助金取得力を付加機能に持つ。
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━━━━━━━━━━━━■━[第13回] 2013/12/03 ━■━━
┃◆今週のテーマ:
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┃『 来店率80%の事務所運営 』
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税理士・会計事務所の皆様
こんにちは。GPC-Tax本部会長の田中英司です。
※巻末にご挨拶を掲載しております。
本メールでは、税理士事務所の運営を実際に行いながら
(過去一年、新規顧客を営業しないで40件獲得しています)、
税理士事務所様の経営を考えるコラムを毎週無料で提供させて
いただきます。
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┃◆今週のテーマ:
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┃『 来店率80%の事務所運営 』
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■訪問型から来店型に変わってきています。
○税理士事務所のオペレーションが変わってきました。
・この十数年、IT化が進みました。税理士業は、その恩恵を受け
た業種のひとつです。
・最新のシステムを導入すれば、クライアント先のデータを瞬時
に吸い上げ、事務所内で業務が出来ます。
・物理的な業務として訪問する必要性は激減しています。
・もちろん、現場主義を否定するつもりはありません。現場を知
るための訪問は必要です。
■必要な訪問と不必要な訪問があります。
○必要な訪問もあります。
・現場を知るための訪問は必要です。
・比較的高単価のクライアントには、それ相応の対応も必要でし
ょう。
○不必要な訪問もあります。
・ちょっとした相談依頼に対して、都度訪問して対応するのは大
変です。コストが掛かります。
・メールや郵便で送れる情報を、わざわざ受け取りに行く必要は
ありません。
■訪問主義の税理士さんの背景は
○訪問するものだと思いこんでいる先生がおられます。
・税理士はクライアントを訪問して対応する、との習慣・思いこ
みです。
○事務所のインフラが整っていないので、クライアントを呼びた
くない先生もおられます。
・これは事務所経営の本質論になります。じっくり考えねばなり
ません。(下記をお読みください。)
■事務所の規模・グレードと売上高・収益性には相関性がありま
す。
〇ハイグレードな事務所には、ハイグレードなクライアントが契
約に来られます。
・事務所の規模・グレードとクライアントの属性には相関関係が
あります。高級食材を販売するためには、作りの良い店舗が必
要なのと同じです。
〇受け入れ態勢のある事務所は、来店型で対応できます。
■当事務所の来店率は概ね80%です。
○来店率100%を目標にはしません。時には訪問も必要です。
○来店率80%と来店率0%(訪問率100%)とでは、その生
産性に2倍以上の開きが出ます。
■来店型事務所を構築するためには、一定の条件が必要です。
〇一定レベルのハードが必要です。
・事務所の受入れ態勢ができていること。
・事務所のグレードが一定レベルであること。
・事務所へのアクセスが悪くないこと。
・事務所で対応すべき必然性があること。例えば、プロジェクタ
ーで資金繰りミーティングを行う等。
○来店対応を想定してお付き合いを始めることも重要です。
・来店を促す営業を行うこと。
・来店頂いて説明を行い、契約すること。
■IT化を駆使した来店型の事務所運営は、最終到達型のひとつで
す。
○来店対応は合理的です。
・訪問回数を減らすことで、無駄なコストが不要になります。
・クライアントに取っても、それほど違和感はありません。
○IT化は必然です。
・IT化で削減できたコストをクライアントと折半する、この発想
が必要です。
・IT化出来ない分のコスト負担を、クライアントには請求できな
い環境になってきました。
■税理士事務所も事務所・IT化への投資が必要です。
○来店しやすい立地への出店。
○来店対応できる会議室・ミーティングルームの整備。
○訪問回数を物理的に減らし、業務の効率化を図るためのシステ
ムの整備。
税理士業にとって重要なのは突出した知恵です。ただ、一方では、
事務所等のハードも必要です。
知恵とハードが車の両輪になるのでしょう。
■税理士業にも投資は必要です。
○クライアントが設備やお店・工場に投資するのと同じです。税
理士業も、他の業種と同じように、初期投資を必要とするビジネ
スです。
・出来るだけ好立地を選び
・来客の対応が出来るスペースを確保し
・先生らしい質感のある事務所を作る
・併せて、時流に合った合理的な会計ソフトを導入する
事が必要です。
総投資は、ちょっとした飲食店を出店するのと同程度になります。
この勇気が無ければ、税理士事務所経営の成功が難しくなってい
るように思います。
■上記を実現するためには様々な方法があります。一人ではなく、
協力して事務所を運営する方法があります。
○複数の先生が同居する。税理士法人ではなく、独立した先生同士
の共同事務所。
・事務所は共用で作り、費用を分担する。
・税理士法人でなくても、先生ごとで財布を別にしても良いのでは。
・競合にはならないように思います。
・クライアントから見て違和感はありません。
○他の士業との共同事務所。
・社労士さんや行政書士・司法書士さん、弁護士との共同事務所も
良いですね。
・これは相乗効果が見込めます。
※このアレンジメントについても、継続的にサポートできる体制を
整備していきます。
■来店率80%の事務所運営について
○立派な事務所を作るだけで成功するわけではありません。突出し
た強みと高頻度・高品質な情報発信力も必要です。ただ、税理士さ
んがカバン一つで駆け回るオペレーションは、時流からはずれてい
るように思えてなりません。
○来店率80%の事務所運営をこの機会にご検討ください。
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■私が考える税理士事務所の経営目標は
○既存のクライアントとの関係を永続する。切られない。
○付加価値を上げて顧問料のアップを図る。3~5万円/月アップ。
○優良な新規顧客を継続的に獲得する。毎年1割以上純増させる。
以上です。
ソリューションが見つかりました。実行してみませんか。
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■当事務所では、
1、4時間の実例ワーク訓練を6回受講していただくことで、
金融機関対応力に対する及第点のスキルを習得するプログラムを
開発しました。ご興味のある方は、ご遠慮なくお問合せください。
http://www.good-tax.jp/topics_sv-2.html
2、クライアントやクライアント候補に対する情報配信コンテ
ンツを、貴事務所にも継続して(月8回)ご提供いたします。
ご興味のある方は、ご遠慮なくお問合せください。
http://www.good-tax.jp/inquiry.html
○費用は、
・1ヶ月目~6ヶ月目までは68,000円/月
(研究会参加費用+メールマガジンコンテンツ費用)
・7ヶ月以降は38,000円/月
(メールマガジンコンテンツ費用)
です。入会金等の一時金はありません。いつでも辞めれます。
※当事務所がクライアント及びクライアント候補に配信している
メールマガジンにご興味のある方は、以下から登録して確認くだ
さい。無料です。
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〇 本情報の信頼性の向上には最善を尽くしていますが、その
正確性を保証するものではありません。
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