【ビジネスモデルのブラッシュアップ】[第20回]

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●税理士事務所は、金融機関対応力・補助金取得力を付加機能に持つ。

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━━━━━━━━━━━■━[第20回] 2014/01/21 ━■━━

税理士・会計事務所の皆様

こんにちは。GPC-Tax本部会長の田中英司です。

本メールでは、税理士事務所の運営を実際に行いながら
(過去一年、新規顧客を営業しないで40件獲得しています)、
税理士事務所様の経営を考えるコラムを毎週無料で提供させて
いただきます。

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◆今週のテーマ:『ビジネスモデルのブラッシュアップ』
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以下の機能を付加してください。
1.現状の強みを生かした機能。
2.現事務所の人員が対応できる、得意な分野の機能。
3.クライアントにわかりやすい機能・頻度の高い機能。
4.付加価値向上・単価アップに直結する機能。
5.時流に適合する機能。
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時代は移り変わります。事務所を取り巻く環境も、クライアン
トのニーズも変化します。昔うまく行ったこと、今うまく行っ
ていることが、将来もうまく行くとは限りません。「継続的な
変化への対応」が必要です。

今年はビジネモデルのブラッシュアップに意識して取り組んで
みませんか。このための時間とコストを確保してください。

■ビジネスモデル=『ビジネスの型』とは何か?

売上を伸ばしながら、利益を上げるこのサイクルを上手に回
しながら継続的に進化発展するための事業の『型』が必要です。
この『型』のことをビジネスモデルと呼びます。このビジネス
モデルの良し悪しで事務所の行く末が決まります。

良い『型』が出来上がれば事務所は伸びます。
この『型』が悪ければ成長を阻害します。また、今は良くても
時代とともに『型』が進化しなければ陳腐化します。

商品やサービスとビジネスモデル『型』は別物です。良い商品
やサービスが有っても、ビジネスモデルが出来上がっていない
事務所は少なくありません。これが出来なければ事務所は成長
しません。

これがビジネスモデル『型』です。

■ビジネスモデルブラッシュアップのポイント

○税務顧問業務だけの担い手では、価格競争に巻き込まれます。
・需給バランスは崩れています。IT化と長期間のデフレトレ
ンド、税理士業界の広告の自由化等で、税務顧問業務のマー
ケットバリューは低下しています。
・差別化できる新たな付加機能が必要です。

○低価格化戦略は絶対にNGです。
・低価格化路線の最大のデメリットは、低価格志向のクライア
ントを取り込んでしまうことです。
・この属性を対象とするビジネスは、極めて難解です。総じて、
低価格戦略は成功しません。

○現状の強みを生かした機能を付加してください。
・税理士の専権業務である、税務顧問業を軸に機能を付加して
ください。
・クライアントの決算業務を継続的に担っています。クライア
ントの経営数値を継続的に把握しています。これが最大の強
みです。

○現人員が対応できる、得意な分野で機能を付加してください。
・経営をコンサルする、これは似て非なる分野です。難解です。
・経営計画を策定する、これも似て非なる分野です。難解です。
上記2つに取り組むことは、新たなコンサル事業を立ち上げるこ
とになります。
・決算まわりに特化する、これに取り組むべきではないでしょうか。

○クライアントにわかりやすい業務を付加してください。
・クライアントが得する、成果が早く出る分野が良いですね。
・対象となる顧客(マーケットサイズ)は多い方が良いですね。
・銀行融資、資金調達はクライアントが経常的に行っている業
務です。決算業務を継続的に担っている強みが生きます。

○時流に適合する方が良いですね。
・国が推奨する認定支援機関の構想に乗るのも良いですね。

■選択肢はたくさんあるようですが

1.現状の強みを生かした機能。
2.現事務所の人員が対応できる、得意な分野の機能。
3.クライアントにわかりやすい機能・頻度の高い機能。
4.付加価値向上・単価アップに直結する機能。
5.時流に適合する機能。

これらの条件に当てはまる業務分野を、税理士事務所の新たな
機能として付加してください。

今年はビジネモデルのブラッシュアップに意識して取り組んで
みませんか。このための時間とコストを確保してください。

http://good-tax.jp/
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■私が考える税理士事務所の経営目標は

○既存のクライアントとの関係を永続する。切られない。
○付加価値を上げて顧問料のアップを図る。3~5万円/月アップ。
○優良な新規顧客を継続的に獲得する。毎年1割以上純増させる。
以上です。

ソリューションが見つかりました。実行してみませんか。
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■当事務所では、金融機関対応力習得プログラムを開発しました。

1.4時間の実例ワーク訓練を累計6回受講していただくことで、
金融機関対応力に対する及第点のスキルを習得するプログラムを
開発しました。ご興味のある方は、ご遠慮なくお問合せください。
http://www.good-tax.jp/topics_sv-2.html

2.クライアントやクライアント候補に対する情報配信コンテン
ツを、貴事務所にも継続して(月8回)ご提供いたします。
ご興味のある方は、ご遠慮なくお問合せください。
http://www.good-tax.jp/topics_sv-1.html

○費用は、
・研究会参加費用 30,000円/月(累計6回・6ヶ月で終了)
※研究会のみのご参加は38,000円/月(累計6回・6ヶ月で終了)
・銀行融資プランナー協会正会員会費 30,000円/月
・メールマガジンコンテンツ 8,000円/月(正会員のみにご提供
します。)
※入会金等の一時金はありません。いつでも辞めれます。

※当事務所がクライアント及びクライアント候補に発信している
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ださい。無料です。
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