公庫創業融資、その本質を具体的にご理解ください。[第87回]

(毎週火曜日配信)税理士事務所様の経営を考えるコラム
GPC-Tax本部会長・一般社団法人銀行融資プランナー協会
代表理事 田中英司


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…要件不足の補完と融資金額の増額の方法は!
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金融機関対応力習得研究会(研究会No.1)の事例から
お伝えします。
※どの講座からでも始めていただけます。(随時参加可)

■難解な創業融資事例(個人事業主O氏の事例)(講座No.3)
◆大阪第21回 予告!5月19日(火)午後1時~5時:大阪本町

○日本政策金融公庫の創業融資の案件構築は比較的単純です。

1.創業融資要件を満たすこと。
・自己資金要件
・経歴要件
この二つの条件を満たせば融資は受けられます。

2.次に問題になるのが、融資金額の過多です。
・自己資金の9倍まで(昨年2倍から枠が拡大しています。)と決められていますが…改定前の
 2倍の基準を軸に運用されています。9倍の融資が受けられる事案は極めて稀です。
 相応の経歴と、事業計画が必要になります。

3.事業総予算基準?も運用上適用されているようです。
自己資金が500万円有っても、2倍を融資すると、創業時の事業総予算は1,500万円に
なります。経歴等を勘案して、創業時の事業総予算が1,000万円を超える事案に対して、
少し額が大きすぎないか?との懸念を審査側が持たれるようです。
自己資金が500万円有っても、融資の上限額は500万円となるケースが良くあります。

○この事例(個人事業主O氏の事例)(講座No.3)は、
・自己資金要件(500万円は自己資金と主張、エビデンスが極めてあいまい)及び経歴要件とも
 不十分で、かつ、1,000万円の融資を必要とする事案でした。
・ご本人が公庫の窓口を訪ねた時にはネガティブな回答をもらっています。
・自己資金要件と経歴要件の補完が必要です。
・要件をクリアーしても、公庫で1,000万円の調達は難しいはずです。500万円が上限です。
・別の金融機関から500万円を調達しなければなりません。
・1,500万円の総事業予算で、融資必要額1,000万円を、公庫と信用金庫(プロパー)から
 各500万円の融資を受けました。(=協調融資)

○案件構築のソリューション、税理士事務所のかかわり方及び役務提供費用の徴収方法等の
 ノウハウが満載された事例です。
・創業融資、その本質を解説いたします。
・クライアントとのやり取りをすべて公開いたします。
・金融機関とのやり取りをすべて公開いたします。
・協調融資の進め方をすべて公開いたします。
・役務提供費用の徴収のノウハウ『銀行融資プランニングサービス』について解説いたします。
https://www.bankfinancial-planner.com/service/service_1/
・類似事案にも活用できる計画書作成用のエクセルソフトをお持ち帰りいただきます。
※受講者様とは簡単な守秘義務契約を締結いただきます。

日本政策金融公庫の創業融資は比較的案件構築が簡単です。問題のない案件は、容易に対応でき
ます。
一方、ボーダーラインの案件も少なくありません。これらの案件に対しては、その本質を
理解していないと対応できません。
創業者の獲得、併せて創業融資のサポートを行っておられる先生には、是非ご理解いただきたい
事例です。この講座の内容をすでに知っていたとする先生は稀有なはずです。
自負しております。
是非ご参加ください。

■○キャッシュフローの番人業務の実務事例<二階建て収益>(広告企画業P社の事例)
                                   (講座No.9)
◆東京第16回 予告!5月14日(木)午後1時~5時:東京八重洲

○創業初年度月額25,000円の顧問先が、二年目からは月額100,000円の顧問先にステップアップ
 しています。
 『資金繰り円滑化サービス(=財務部長の代行業務)』を受注して役務を提供しているから
 です。
 https://www.bankfinancial-planner.com/service/service_2/

これらの業務の受注から運用までのノウハウを具体的に事例で解説いたします。
オペレーションのためのエクセルソフトをお持ち帰りいただきます。…後略

延べ570名を超える先生及び職員様が受講、リピート率91.3%の研究会です。
未受講の先生も一度お試しでご参加ください。

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