ノウハウの前に方針が必要です![第160回]
(毎週火曜日配信)税理士事務所様の経営を考えるコラム
GPC-Tax本部会長・一般社団法人銀行融資プランナー協会
代表理事 田中英司
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…クライアントに提示すべき
1.『財務の方針』、その要諦は『お金に困らない経営を目指す』ことです。
2.『経営の方針』、その要諦は『繁盛貧乏に陥らない』ことです。
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◎以下は、創業から小規模・零細企業(年商5億円まで)を想定しています。
■クライアントの財務支援・経営支援を行う時の方針は明確ですか?
金融機関対応や財務支援のノウハウ、これを持ち合わせていなければ財務支援はできません。また、経営支援のノウハウ、これを有していなければ経営支援はできません。
しかし、その前に重要なことは、何を目指して財務支援や経営支援を行うのかとする方針です。
この方針が有って、その方針に沿って支援する、これが王道です。
財務支援の方針を持たずに、「資金調達をスポットで手伝う」こと、経営支援の方針を持たずに、「売上アップ策をスポットで助言する」こと、本筋ではありません。
◆Q1:当事務所がクライアントの財務を支援する時の方針は…です。
◆Q2:当事務所がクライアントの経営を支援する時の方針は…です。
この解を用意してください。■クライアントに提示すべき『財務の方針』、その要諦は『お金に困らない経営を目指す』ことです。(銀行融資プランナー協会)
○手持ち資金の最大化を図る。
→金利を気にせずに『借りられる時に借りられるだけ借りる。』
○適時・継続的に借入れを行う。
→『貸し手の論理』(借り手の論理ではなく)に沿って資金調達を継続する。
○利益を最大限だす。
→納税を恐れずに利益をだす。自己資本の充実と簡易キャッシュフローの最大化を図る。
○継続的な資金管理を行う。
→精度の高い6カ月~1年先までの資金繰り計画を持ち続ける。
○金融機関へ財務情報を適時提供する。
→金融機関との窓口になって、モニタリング機能を充足する。
※この方針を実現するために、以下の2つのサービスを行います。
●『資金繰り円滑化サービス(=財務部長代行業務)』
http://www.bankfinancial-planner.com/rule-detail6
●『銀行融資プランニングサービス』
http://www.bankfinancial-planner.com/rule-detail8■クライアントに提示すべき『経営の方針』、その要諦は『繁盛貧乏に陥らない』ことです。(銀行融資プランナー協会)
○力相応オンリーワンを目指す。
→どこにでもあるネタをビジネスにしない。一工夫、二工夫…
○低粗利益率のビジネスは行わない。
→粗利益率30%未満はおすすめしない。小資本企業には難解です。
○価格を売るための道具に使わない。
→安売りはしない。
○売上至上主義に陥らない。
→売上よりも利益を優先する。
◆Q1:当事務所がクライアントの財務を支援する時の方針は…です。
◆Q2:当事務所がクライアントの経営を支援する時の方針は…です。
この解を持たずに行う『財務支援』『経営支援』は付け焼刃になります。一方、解を持ってクライアントに向き合えば、案外シンプルに助言できます。もちろん、ノウハウも併せ持つことが必要ですが…
※これらの方針とノウハウを体系的・網羅的に習得いただくプログラム『WEB金融機関対応力習得研究会』(延べ30時間)を繰り返し受講してみませんか。
http://www.good-tax.jp/topics_sv-2.html
貴事務所も、この機会に銀行融資プランナー協会とのお付合いを始めてみませんか。
◆ダイジェスト動画(約18分)をご視聴ください。
映像タイトルは…
◎税理士・会計事務所の皆さまへ
『新・税理士』宣言とは…
『銀行融資プランナー協会』とは…
中小・零細規模企業・個人事業者様が抱える『財務無策』とは…
http://www.good-tax.jp/topics_sv-19.html