リスケ中のクライアント(及び候補)からの相談対応は2つです。[第104回]

(毎週火曜日配信)税理士事務所様の経営を考えるコラム
GPC-Tax本部会長・一般社団法人銀行融資プランナー協会
代表理事 田中英司


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 …リスケの解消と同時に資金調達、または、資金繰りの円滑化!
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■リスケ中のクライアント(及び候補)からの
 ご相談も少なくないはずです。

足元の業績によって、大きく分けて2つの施策が
考えられます。

○足元の業績が改善している時…
・借り換え・巻き直しにより、手元資金が増額するように、既存の借入れを全体的に見直します。
 リスケの解消と同時に、手持ち資金の増額を図ります。

○足元の業績回復が十分でない時…
・返済を伴うリスケを行っているならば、返済額をゼロ円に変更します。
 この時は、新たな経営改善計画書が必要です。策定して金融機関対応を行います。
・新規の資金調達ができないため、緻密な資金繰り計画を策定して、継続的な資金繰り管理を
 行います。資金繰り表の作成時には、売上高・固定費・粗利益率の指針を助言します。

1.業績が回復しておれば、リスケの解消と同時に資金調達を行います。
2.業績が回復していなくて、返済額がゼロ円でなければ、返済額をゼロ円にします。
3.いずれにしても、タイトな資金繰りが続くはずです。この様なクライアントにこそ、
  『資金繰り円滑化サービス(財務部長の代行業務)』を提案して受注します。

○いずれの場合でも、この会社様の状況を体系的・網羅的・論理的に解説した上で、
 その対応策を親切丁寧に、時間をかけて説明します。
※この解説を行うためにもノウハウ・スキルの習得が必要です。
 その後に、『ご自身で対応されますか?』『当所が代わりに行いましょうか?』と
 問いかけます。

○提供するサービスは、以下です。
『経営改善計画書策定及び金融機関対応支援サービス』
 https://www.bankfinancial-planner.com/service/service_3/
『資金繰り円滑化サービス(財務部長の代行業務)』
 https://www.bankfinancial-planner.com/service/service_2/
併せて、税務顧問契約もお願いします。必須です。

■大阪第25回 研究会予告!9月14日(月)午後1時~5時:大阪本町

○リスケ先・借換えによる正常化支援(講座No.4)
<リスケの解消と借換え資金の調達> (製造業K社の事例)

○他行肩代わり融資によるリスケの解消と、公庫巻き替えによる資金調達事例です。
・キャッシュフローと返済原資、借入れ可否の判断基準について解説します。
・実態バランスシートと資産の修正方法について解説します。
・債務償還年数と金融機関格付けについて解説します。

○継続的な二階建て収益サービス『財務部長代行業務』の受注及びK社様への提案内容と
 契約内容についても解説します。
 税務顧問契約月額4万円と資金繰り円滑化サービス月額4万円で、月額合計8万円の契約を
 締結しました。
※当研究会では、当事務所が実際に使用して作り込まれた計画書フォームやヒヤリングシート、
 提案書等のエクセルを講座ごとにご提供しています。大変好評です。

当研究会は、延べ860名超の税理士様、職員様が受講された実績のある研究会です。
どの講座からでもご参加いただけます。
※6講座以上の受講をお薦めしています。
 また、北海道から沖縄まで、43の税理士・会計事務所様が銀行融資プランナー協会
 正会員事務所として活動を始めていただいております。(8月末時点)

https://www.bankfinancial-planner.com/area-madoguchi/

貴事務所も、この機会に銀行融資プランナー協会とのお付合いを始めてみませんか。
まずは、研究会No.1にご参加ください。
実例を使って、体系的・網羅的・論理的に解説いたします。